熊に背を向けて逃げてはいけない

タイトル通り、山で熊にバッタリ出会った時、背を向けてスタコラ逃げたらいけないそうである。
背を向けたら、熊の本能が刺激されて追っかけられるそうである。
熊だけではない。飼い犬も、大型の鹿なども"背を向けて逃げたら"追っかけてくるそうである。
肉食、草食に限らず動物共通の本能と言うならば人間はどうなのだろうか?

と、こんなことを申し上げましたのは、今日インド人の取引先の受付でボーッと待っていた時に、ふとこういうことを考えざるを得ない状況に追い込まれたからである。
この所、ブログを更新する時間もないほど忙しく、かつ連日複雑なインドの税システムや訛りのあるインド英語に吾輩の小さな脳はオーバーヒート寸前になっており、この頃ふとした際に機能が停止する...うまく言い表せないが、記憶が飛ぶとでも言うのであろうか?
要するにボーッとしてしまうのですよ。

今日も束の間の待ち時間に吾輩の小さな小さなCPUは、自動的に機能を停止していたのである。

...

気付くと目前でおっさんが後向きに屈んで、何やら受付の机の下でゴソゴソやっているのをボーーーっと見ていたのである。

話は少しそれるが、インド人は腰周りデブの人が多い気がする。油タップリカレーと激甘なお菓子のせいだろうか?
足が長いので、卵に脚が付いた...早く言えばハンプティダンプティみたいな体型の人が多い。
そのおっさんもその一人であったのであるが、思考停止した頭でそいつを見ているうちに無性にそいつの尻を引っ叩きたくなったのである。
もちろん、吾輩はホモでもなければ、無差別に人に暴力を振るいまくる危ない人でもない。
善良ないち"給料の男"である。
毎月の給料明細と早く帰れる日だけが楽しみの典型的いち"給料の男"なのである。

しかし、

その時は無性にそのおっさんの丸々とした尻を思い切り平手で引っ叩きたくなったのである。
そのおっさんとは初対面であるし、今日のアポ先でもない。恨みもない。
もちろん、吾輩にも理性があるので、そのおっさんは痛い目に合わず、かつ吾輩も約10分後に現れたインド人の機関銃のような切れ目のないインド英語のカオスな世界に再び沈殿していき取引先でトラブルを起こすのを免れたわけである。

帰りの渋滞の車の中で、束の間真剣に考えて吾輩を襲った衝動に説明付けしてみたのが、この動物の追っかけ本能である。
背を向けた、言い換えるなら尻を向けたおっさんへの攻撃衝動は追っかけ本能からくるのである。

つくづく...

アホですな。


吾輩は疲れているのであろうか?









...年末は日本でノンビリしたいな。

でも、今気付いたけど、動物の追っかけ本能と尻を引っ叩きたくなる気持ちは全然イコールではありませんな。

肉体的にも精神的にもヘトヘト状態なので勘弁して下さいね。

ブログ用にそいつのツマラない尻の写真を撮るのも、常識的に見て「どうよ?」なので、今回は写真無しです。

悪しからず